文章を書けるにようなる
文章を書けるようになりたいんです。僕はここ4年から5年、文章を書く機会が増えるようになりました。
ホームページやブログの編集、お客さんとメールのやり取り、年始やお歳暮の時期には取引先とハガキのやり取りを行います。文章が下手であると自負している私は、非常に恥ずかしい思いをしながら、文章を常々考えて書いております。
自分が書いたブログの記事や、お客さんとやり取りしたメールを読み返すと、あまりの文章の下手さにカラダが震え上がります。文章が下手であることはビジネスにおいて致命的であるため、すぐにでも文章をうまく書けるようになりたいです。
そのために、インターネットや辞典、本から文章の書き方を学ぶことにしました。
まずは参考にした本
下記の文章の本を読みました。文章術の本ってだいたい、似たり寄ったりの内容です。
下記の4冊を読んでみて思ったこととして、重複する文章術のポイントが多かったです。ということで、4冊買えば十分でしょう。それ以上は買う必要ありません。あとは辞典で語彙を増やしたり、小説を沢山読んで文章の構成を学んでいけば良いと思います。
- 正確に伝わる! わかりやすい文書の書き方(石黒 圭)
- 簡単だけど、誰も教えてくれない77のテクニック 文章力の基本(阿部 紘久)
- 苦手な人もスラスラ書ける文章術(樋口 裕一)
- シナリオを描きたい人の本
国語を全く勉強してこなかった自分
どうしてここまで文章を書くことが下手なのか、それは中高大の学生時代に国語を全く勉強してこなかったからです。
私立の中学に入学するも、まったく勉強せずに落第。エスカレーターで高校に上がれず、別の私立高校を受験。
そこの私立高校でも、まったく国語を勉強した記憶なし。そんで高校2年で退学。
大検とって、大学入学するも、4年間のほとんどを遊んですごし、卒論も書かずに卒業。
学生時代は小説をまったく読まず、国語のテストでは赤点ばかり。そりゃ、文章が上手に書けなくて当然です。
それでもブログ文章をうまく書けるようになりたい
ブログ文章をうまく書けるようになりたいのです。
現代では、企業の多くはホームページやブログで集客をはかり、個人の人はブログでアフィリエイトの収入を得ています。
文章をうまく書けるということは、ホームページやブログ記事の編集が上手にできるということです。それによって、集客効果やアフィリエイトの収入が上がっていきます。
僕は会社経営してますし、個人ブログも運営しています。僕が文章をうまく書けるようになれば、企業活動や個人活動がさらに好循環していく、つまり僕はさらに金持ちになれるのです。
文章術の基本
いまさらですが、私は学生時代の10年間を取り戻さなくてはいけません。一朝一夕で出来ないことはわかっています。
それでも、やらねばならないのです。
金持ちになるために
文章術の基本として、まずは大事なポイントがあります。
- ・読み手を疲れさせない
- ・読み手にとってわかりやすい文章を書く
- ・文章のテーマを明快にする
書き手の文章が下手だと、読み手は何度も読み返すことになります。
ブログ記事にいたっては、読み手は読まずにページを閉じてしまうでしょう。
そうならないためにも、読みやすく、わかりやすく、ブログ記事のテーマをはっきりとすることが大事です。
読みやすく、わかりやすいブログ記事を書く上で大事だと思った文章術の基本をまとめてみました
1.修飾語の位置
修飾語とは、文法用語の一つです。文章の基本は、主語、述語、修飾語で構成されます。
例文を出してみましょう。
・僕は国語を勉強している
⇒僕は(主語) 国語を(修飾語) 勉強している(述語)
・明日は一日中休んでいるだろう
⇒明日は(主語) 一日中(修飾語) 休んでいるだろう(述語)
長文になってくると、修飾語の位置が重要です。修飾語は被修飾語の直前に置くことが決まりです。
・連絡先をみなで、帰る前に交換したほうが楽ですよね。
⇒皆で帰る前に連絡先を交換したほうが楽ですよね。
(連絡先を)の修飾語は(交換したほうが楽)の被修飾語にかかってるのだから、その直前に置きます。
・俺は毎日酒を飲み、女と遊び、極力つまらない人生は避けていきたい。
⇒俺は毎日酒を飲み、女と遊び、つまらない人生は極力避けていきたい。
(極力)の修飾語は(避けていきたい)の被修飾語にかかってるのだから、その直前に置きます。
2.助詞のつかいかた
助詞とは、動詞や名詞などの付属語のことです。
・俺は明日から、本気で頑張る。
⇒赤文字の部分が助詞です。
「て」「に」「を」「は」の助詞の使い分けは難しいです。日本人で助詞の使い分けが完璧にできてる人は少ないでしょう。
助詞によって、意味に微妙な違いが出てきます。
・俺は学校に行く 俺は学校へ行く
・ブログ記事を色んな事を書いていきたい ブログ記事に色んな事を書いていきたい
「て」「に」「を」「は」の使い分けに混乱してしまう場合もあるはずです。あまり、気にしすぎないように使っていこう。
主語をあらわす助詞として、「が」「は」「も」があります。
この助詞の使い分けは正しく、行いましょう。「が」「は」「も」によって、意味がまったく異なってきます。
・俺はお金を儲けるために独身貴族でいるのだ
・俺がお金を儲けるために独身貴族でいるのだ
・俺もお金を儲けるために独身貴族でいるのだ
「が」は、修飾範囲が狭く、「は」は、修飾範囲が広い、「も」は同類の事柄が他にも成立してることを示す。
いろんな場面で「が」「は」は使い分けられるため、使い方に注意していこう。
接続助詞とは、助詞の一つで、前後の文節をつなぐはたらきをします。
・俺は金持ちになりたいので、バリバリ働く
⇒赤文字の部分が接続助詞です。
3.接続詞
接続詞を文節ごとに入れてしまうと読みづらくなってしまうため、意味が通じるのであれば省略してもかまいません。
また逆接の接続詞が多すぎると、読み手が混乱してしまうため、1段落に1つがちょうどよいでしょう。
- 順接・・・だから、それで、そのため、そこで、その結果、それなら、それでは、それゆえに、したがって、ゆえに、すると、ですから
逆接・・・しかし、しかしながら、けれども、が、だが、ところが、だけれども、でも、それでも、 - 並列・・・また、かつ、ならびに
- 追加・・・そして、それから、それに、くわえて、しかも
- 対比、選択・・・いっぽう、はんたいに、または、もしくは
- 説明・・・なぜなら、なぜならば
- 補足・・・ただし、なお、ちなみに
- 転換・・・ところで、さて、それでは
- 例示・・・たとえば、具体的には
4.句読点のつかいかた
読点「、」の位置によって、文章に対する読み手の解釈の仕方が変わってきます。
読点の位置が下手である文章だと読み手が混乱してしまうため、書き手は気を付けて文章を構成しなければいけません。
意味があるところに句点を入れたいところです。「私は、◯◯」のように、主語の後に句点を無理して入れる必要はありません。
読点を打つところとして、下記のような場合があげられます。
- 長い主語のあとに句点を入れる
- 接続詞のあとに句点を入れる。
- 名詞を列挙する場合に句点を入れる
5.述語を共用しない
主語や目的語に対して、ふさわしい述語を記述しないと文章が読みづらくなります。
主語・述語をしっかりと書かないといけませんね。
述語を共用してしまった駄目なパターン
- 俺は山や海に泳ぎに出かける ⇒ 俺は山を登りに、また海に泳ぎに出かける
- 祭りや花火大会を鑑賞しに行った ⇒ 祭りに参加したり、花火大会を鑑賞しに行った
- 俺がしたいことは、海外旅行や贅沢品を買いまくることである ⇒ 俺がしたいことは、海外旅行へ行くことや贅沢品を買いまくることである。
- 営業マンとして、手紙や適切な助言を顧客に行っていくことが大事である ⇒ 営業マンとして、顧客に手紙を差し上げたり適切な助言を行っていくことが大事である
今後、文章術を習得していくためには
ひたすら、たくさんの記事を書いていくことが文章術を上達させる近道だろう。
たくさんの記事を書くからには、一つ一つの記事において読み手を楽しませたり、読み手に興味をもたせなければいけない。もしも、読み手が誤読してしまうような下手な文章だとしたら、楽しむどころか、疲れてしまうだけである。今後、ホームページやブログを公開していくことを考えると、なんとしても文章術を上達させねばならない。
とりあえず、たくさんの記事を書き、記事の見直し、書き直しを行っていけば、より一層上達すると思う。
添削をする、書き直しをする
ブログ記事を書いたときは、文章の読みづらさに気づいていないものです。ブログ記事を書き終わってから、必ず行ったほうが良いです。1記事あたりの文字数は平均3000文字から4000文字ですが、必ず読みづらくなってしまっている文章や段落があるはずです。
どんなに記事を書くのがうまい人でも、記事を書き終わった後は、自分で添削をしたり、第三者にチェックをしてもらってます。
語彙(ごい)、ボキャブラリーを増やす
語彙力やボキャブラリーをつけることで、書き手がイメージした情景を読み手にわかりやすく伝えられるようになります。こればかしは沢山の小説や本を読むしかありません。僕は日本人であるのに、本を読むことが苦手なんです。意味がわからない言葉や読めない漢字が出てくると、すぐに読むことをあきらめてしまいます・・・そこら辺の学生より、頭が悪いですからね(+o+)
そこは学生時代に本を読んでこなかった自分がいけないわけでして、、、いまさらですが努力をしていこうと思います。