事業資金を借りてみることにした
僕は会社を経営しています。今の事業内容だと、都市銀行は5年から10年の事業資金、運営資金って貸してくれないんですよ。なので、税理士に相談をしていたら、日本政策金融公庫もしくは東京商工会議所であれば、5年もしくは10年返済の事業資金が借りられるとのこと・・・
H28年度は法人税の支払いが数百万円から1000万円ぐらいになりそうな可能性もあるため、お金を借りられるのであれば借りておきたい・・・会社が税金破綻しそうだもの・・・涙 税金のために、車も買い替えできないし・・・年収も1200万円以上にしたら、税率かわっちゃうし・・・ちょっと儲かったぐらいでは、嬉しさは比例しないものです。
税理士に相談してみて
とりあえず、税理士のほうから日本政策金融公庫の担当者に軽くきいてもらえることになった。
数日後に前期と今期の決算内容であれば、2000万円はいけそう。金利も1%台から2%前後でいけるのでは・・・とのこと。
それならば、ぜひ借りたい
保証料かからないそうだし、余計な手数料もかからないし、かかるとしたら印紙代ぐらい。
都市銀行ではお金が借りづらい
ったく、売り上げも億あって、利益も数千万円あるのに、、都市銀行ではお金を借りられないなんて・・・涙
しょうがないです。自分の事業内容では、都市銀行からしたらお金を貸すのにリスクがあるのでしょう。
地銀に頼んでもダメだったしね・・・
そんなに必要なわけではないが・・・
ぶっちゃけ、そんなにお金を借りる必要性があるわけではないです。
決算期では色々と仕入れを沢山してるだろうから口座のお金が少なくなってるだろうが・・・・おそらく数百万円ぐらいあるし
最悪、自分の個人口座から一時的に貸せば、10月ぐらいは乗り切れる。
っていうか、7月から9月は仕事ができない。だって、これ以上売っちゃうと、利益がたくさんでて、法人税をたくさんもっていかれるから、しんどいもの涙涙
とはいえ、なるべく、個人口座をつかいたくないので、何事も経験ということで、借りてみることにした。
日本政策金融公庫とは
政府100%出資の政策金融機関とのことです。日本政策金融校のHPでも確認できます。以前は国金とも呼ばれていましたね。
平成26年度では融資件数40万円、融資金額2.4兆円です。融資残高は200万件、約7兆円あります。
都市銀行までは融資金額もいかないが、なかなかのもんです。
保証料なし、無担保無保証で貸してくれるんだったら、ありがたいですね。
自分の場合は創業してからの社歴が6年以上のため、新規創業者や赤字企業に対してはお金をどこまで貸してくれるかはわかりません。
面談からお金を借りる実行まで
とりあえず、日本政策金融公庫でお金を借りるにあたって、まず書類の提出や面談をしなくてはいけません。
税理士曰く、借入申し込みをしてから借りるまで約1か月ぐらいかかるとのこと。
まぁ、そんなに急いではいないんで、ゆっくりすすめようと思いました。
事前に郵送する
前期や前々期などの申告書はすでに税理士から提出済みのため、借入申込書と会社概要書、会社謄本、中小会計要領のチェックリストを事前に郵送しました。
この会社概要書では、会社の社歴や自分の経歴、取引先や会社のPRなどを書くことになりました。
本当にPR文や経歴を書くのは苦手・・・
大学3年のときや24歳で転職活動をするときに、数十社落とされてるからトラウマですわ。
今、転職活動なんかしたら、落とされまくるんだろうなぁ~笑 もう32歳だし、需要はないだろう。
もし、会社倒産したら、また事業立ち上げるか、知り合いの会社を手伝うかぐらいだな。
借入申込書を郵送してから10日位に日本政策金融公庫の担当者から電話がありました。
『面談をしたいので、都合はどうですか?』とのこと。 もう今期は仕事をたいしてする必要もないし、暇してたので、
電話をいただいた日の次の週の明けに面談をすることになりました。
面談時の必要書類も後日、FAXをいただくことに・・・
必要書類がいろいろおおいんだよなぁ~ まあ、税理士にお願いしますが笑
・前期、今期途中までの売り上げを確認できるもの
・通帳コピー
・法人税、消費税の領収書 原本
・在庫の詳細がわかる書類
・事務所の賃貸契約書類
・法人の資格や許可証など
・私の免許証 原本
面談をすることに
面談だから、面接は違うんでしょうね。
本当に面接は苦手です。就活のときの嫌な思い出が・・・プレゼンはわりと得意かもしれませんが。
ただ、面談とはいっても、決算書などの数字がはっきりとしたものを提出してますので、そこまで問われるようなものはないと思います。
現状の事業内容でも十分に数字は出ているし、今後も数字は伸びるでしょう。書類だけでもそう判断されるはずです、たぶん。
まだ面談をしていませんが、面談とは名ばかりのただの確認作業だと思います。
いざ面談
午後一から面談でした・・・・
とはいっても、やはり、ただの確認作業みたいなもんです。
顧客の内容や仕入れの仕方、今後の展望などをきかれたぐらいですね。
まあ、数字として実績がすでに出ているものだから、新規創業者とは扱いがちがうのでしょう。
面談終わってからも、担当者の方から、信用情報の問題などが無ければ問題ないでしょうとおっしゃっていただけました。
面談時点では無借金だし、通帳残高で数千万円がすでに入ってるし、在庫もかかえているため、
その点はしっかりしているとお褒めのお言葉もいただきました。
担当者の方いわく、審査が問題なければ、1週間後ぐらいに契約書類を郵送してご返送いただいてから3日位でご入金されるとのこと。はやっ!
融資の実行まで
面談から2日後には融資承認の電話がありました。
そんで、借用書類やら必要書類の案内が届きました。契約センターに送ってから書類確認できて3営業日後に融資実行できると案内状に記載あり、、、はやく借りる必要もなかったので、融資希望日を1か月後にしてほしいと記入したうえで借用書や口座振替書類、借入金の送金口座、印鑑証明書などを返送
日本政策金融公庫のメリット
やはり、銀行融資と違って、保証料などもかからないし、手数料も発生しないし、かかる費用としたら印紙代ぐらいです。
融資金額が2000万円だったので、印紙代は2万円でした。
繰り上げ返済も手数料がかからないそうなので、5年の借り入れ期間ですが、いつでも返すことはできます。
日本政策金融公庫で借りるメリットって、気軽に借りれることなのかなぁ~って思いました。
経営者にとっては、少しの金利も経費扱いになりますからね。