インターネット上や書籍ではお金を増やす為の詳しいノウハウまでは公開されることはありません。
お金持ちの人達にとって、ノウハウを公開するメリットは全く無いからです。
ただ、お金を増やすためのノウハウの一部等は、インターネットや本でも学ぶことができます。
度胸を持って、行動に移して実践をしていくことでノウハウを習得することはできるでしょう。
僕自身も10代の頃に金持ち父さん 貧乏父さんという本を読んで、金持ちになりたいと考えたことがありました。
32歳になってあらためてこの本を読んでみて、この本に書かれている内容のことを、すでに自分は実践していたのだと知ることが出来ました。
多くの金持ちや資産家はこの本に書かれていることを実践しています。
もちろん、この本にも詳しいノウハウまでは書かれていないのです。ただ、行動と実践を積み重ねていくことで、誰でもノウハウを習得できるでしょう。
1億円を貯める為に
資産形成の初心者が1億円を貯めることは難しいことです。
何故ならば、多くの初心者は間違ったお金の貯め方を信じてるからです。
昨日の夜に、本屋さんでファイナンシャルプランナーが書いた本を軽く立ち読みしてみました。
そのファイナンシャルプランナーの本には、下記のような事ばかりが書かれていました。
・住宅ローンの返済をしよう。なるべく貯金で一括返済しておこう
・個人の方はリスクがある不動産投資はやめよう。リスクが少ない投資信託を考えよう
・国債を購入しよう。貯金でも安全運転を心がけよう
お金の心配がなくならないためのアドバイスであるならば、間違ったアドバイスです。
投資信託や国債の購入などでは、お金の心配は死ぬまでなくならないでしょう。
お金の運用を他人任せや国任せにしておいては、老後の生活費用なんて貯まるはずがありません。
本気でお金を増やしたいのならば、本気でお金を増やすことを考えなくてはいけません。
老後の費用をはやく貯める
今の30代、40代は年金受給開始年齢が65歳からです。
今の30代がフルタイムで40年間働いたとして、毎月もらえる年金額は約16万円です。(現役時の平均年収500万円)
年金の給付水準が40%にも満たないのです。それに今後、将来の年金受給が減ってしまうことも十分に考えられます。
年金の給付水準とは・・・現役時代の収入額に比べて、どれぐらいの割合かを示すもの
・60歳で定年退職したら、年金受給開始までの5年間は生活できるだろうか?
・年金受給できたとしても、現役時代の40%に満たない収入で生活できるだろうか?
60歳から65歳までの5年間、毎月25万円で生活したとして1500万円必要となります。
65歳から85歳までの20年間、毎月足りない9万円を貯金からまかなったとして、2160万円必要となります。
85歳まで生きたとして、トータル3660万円必要となるのです。
もしも、将来的に老人ホームや施設に入居したいのならば、さらに多額の入居金がかかります。
借家住まいだったら老後の家計は大変になるでしょうし、持ち家だとしても数年ごとに修繕費がかかります。
ゆとりある老後を送るための余裕資金(旅行、食事、買い物等)、緊急資金(事故や病気等)なども考えれば
老後資金は1億円必要だと考えるファイナンシャルプランナーもいます。
老後の費用を補てんするための貯金を貯めておくか
老後の為の不労所得を生む資産を形成しておかないといけません。
1億円もあれば、老後の不安もなくなります。
年金はもらえない
自営業者や派遣社員、フリーター歴が長かった方は、特に老後の費用が足りなくなることは十分に考えられます。
下記に該当する方は、一千万円でも多く、老後の為の貯金をしておきたいところです。
・国民年金のみの方
・年金加入期間が短い
・離職期間が長い
・親からの相続資産が無い
・持ち家が無い
また良くも悪くも日本の平均寿命は伸びており、子供の面倒だけでなく、親の面倒まで見なくてはいけなくなるかもしれません。
今の30代、40代は少子高齢社会の負担を一気に背負うことになりそうです。
本業以外の収入を増やす
10年という期間で1億円という資産を形成するためには、本業以外の収入を増やすことです。
年収が2000万円以上ある方であれば、本業の収入だけで問題無いでしょう。
しかし、年収1000万円以上の世帯割合は5%にも満たないのです。
年収1000万円に満たなくても、十分に1億円という資産形成をすることは可能です。
1億円の資産形成をするために、ある程度の準備資金は必要となってきます。
少なくとも800万円から1000万円は必死に貯めておきたいところです。
短期間で金持ちになるために
10年という期間でなく、5年という短期間で金持ちになりたい場合には
お金を短期間で回転させないといけません。
短期間で1億円を貯めるためには、税金を差し引くことを考慮して2億円近くを稼がないといけないでしょう。
短期間でお金を回転させるために
事業を興すか
不動産売買を繰り返す
株の売買を繰り返す
不動産の長期保有(不動産投資)や株の長期保有(ファンダメンタル投資)だと、難しくなります。
不動産の売買で儲ける場合には、法人にしておいたほうが良いでしょう。
個人の売買の場合には、5年以下の所有期間であれば短期譲渡所得税が課税されるからです。
法人であれば、不動産売買で利益を出したとしても、譲渡所得税は発生しなく、年間の利益に対して法人税が課税されるだけです。
また、不動産の転売を数多く繰り返す場合には、宅建業を取得しておいたほうが望ましいです。
宅地建物取引主任士の資格を取れば、宅建業の免許は簡単に取得できます。
株式の売買にはリスクがある
株式売買の初心者にとって、株式の売買にはリスクがあります。
ファンダメンタル分析で割安になってる企業の株式を購入したとしても、長年市況が悪化していれば投資元本を下回ってしまう可能性もあります。
また企業の株式を購入した後に、企業が発表していない悪材料が出てくるかもしれません。
投資信託などのように他者に資産の運用を任せるよりは、自分で投資先を選べるという点では株式の売買はマシかもしれませんが
短期間で儲けられるという点においては、確実性が低くなります。
短期間の売買で儲けられる一部のトレーダーを除いて、多くの方は10年間で1000万円から1億円にすることは至難の業といえるでしょう。
金儲けの方法は誰も教えてくれない
詳しいノウハウは誰だって教えてくれません。
ほんの一部のノウハウを公開してる人は多いでしょうけれども、それでも肝心の部分は隠してるはずです。
あくまで、本を売りたい、アクセスを稼ぎたいからこそ、一部のノウハウを公開しているだけです。
どうやって株式の売買で儲けられるのか?
どうやって不動産を安く買って高く売ることが出来るのか?
どうやって事業を興して、どうやって利益を出すことが出来るのか?
これは実践して失敗と成功を繰り返した人にしか、習得することはできません。
不動産投資家になれる!
僕がいえるアドバイスとして、不動産投資家になることです。
10年という期間があれば、サラリーマンの方でも1億円の純資産を持つことができます。
逆にサラリーマンだからこそ、不動産は購入しやすいです。
自営業の方、フリーターの方、専業投資家の方であれば、不動産を購入する為の銀行融資が下りないこともあるからです。
不動産会社にとって、サラリーマンは金融機関の紹介もしやすく、優良顧客です。
不動産の情報は今やインターネットでも簡単に得られるようになりました。
沢山の不動産情報の中から、頭を使って足を使って、お宝物件を掘り当てることが出来れば、簡単に億万長者です。
キャピタルゲインを狙え
キャピタルゲインとは、資産を売却することで得られる利益のことです。
通常であれば不動産投資家はインカムゲインを狙います。利回りが良い収益物件を買って、家賃収入を得るためです。
短期間で億万長者を目指すならば、キャピタルゲインを狙わないといけません。
不動産を売却した時の譲渡益が出れば、あっという間に億円プレーヤーに近づきます。
そのためにも足を使って、沢山の物件を見てまわって、相場よりも安い物件を購入することです。
・沢山の物件を見てまわって、いつでも買付を出せるようにする
・時には、売り出し価格の半額に近い金額での買付を出す
・建築の知識やリフォームの知識を必死に勉強する
・びびらずに購入する。不安にならない。売買を何度も経験するべき。
買付(かいつけ)とは・・・不動産会社に、書面物件購入の申し込みをすること
足を使って物件を沢山見れば見るほど、目が肥えてくるはずです。
内覧した時に、売り急ぎなどの事情があって、販売価格よりも大幅に安く買えるかもしれません。
内覧に行ったからこそ、得られる貴重な情報なのです。
こういう情報は、行動にうつさないと得ることができないものです。
不動産売買は地道な儲け方
不動産売買は派手に見えるかもしれませんが、地道な儲け方です。
実際には買付が通ることは中々ありませんし、それに何度も足を運んで気になる物件を探さないといけません。
土日だけでなく、平日の空いてる時間を作って、物件を見に行くことが大事なことです。
このように地道なことを繰り返すからこそ、お宝物件を見つけることができるわけです。
不動産投資のリスクは自分次第
不動産売買を何度もこなせば、お宝物件の見極めが出来るようになってきます。
不動産は全く同じ条件のものが存在しないからこそ、初心者でも儲けられるようになっているのです。
不動産の条件とは
土地の形状、大きさ、立地、道路付け、物件種別、建物の状態、築年数、入居者の有無、売主の売却事情等
上記の要因等によって、相場よりもはるかに安く買えることだってあるわけです。
相場を知りたければ、土地の坪価格等はネット上でも簡単に調べられます。
東京の不動産の価格は高くなっているから買えない、と諦めている方も多いはずです。
掘り出し物件は物件価格が上昇している時期でも必ずあります。
販売されてる価格を鵜呑みにせずに、沢山の物件を内覧して安い金額で何度も買付をだしてみることです。
最初の物件購入は、安い物件から始めてもよいでしょう。
一戸建てやアパートでも、築年数や建物の状態によっては非常に安い価格で売りに出されることもあります。
中には不適格物件や訳ありの土地等もあるでしょうが、そのような物件でも化ける可能性だってあるのです。
不動産の面白い所は、人によって価値のとらえ方が大きく違うところです。
Aという土地はBさんは2000万円の評価を出したが、Cさんは3000万円という評価を出してくれた
不動産の市場では売り手買い手が沢山いるからこそ、安く買って高く売ることが出来るわけです。
1億円を所有したら、リタイアすることを考える
純資産にして1億円を所有出来たら、セミリタイアだって考えられるでしょう。
自分の力だけで1億円を突破できたのならば、2億円や3億円を目指すことだって十分に可能です。
また僕自身も、5年以内には純資産で3億円を目指しています。
金持ちは安全で簡単な方法でお金を増やします。
ただ、不動産の知識や金融知識が少ない方にとって、お金を増やす方法については全く無知です。
無知なこと=怖い、やりたくない、危ないと思い込んでしまっている方がいかに多いことか。
世間の多くの方は、不動産の売買や株の売買、事業を興すことはやめたほうがいい。無難に貯金をして生きるべきと思っています。
株や不動産の売買は危ないから、投資信託や不動産投信にしたほうがいいという方もいるでしょう。
本当にリスクがあることは他人に資産運用を任せることなのです。
お金持ちや資産家が隠しているノウハウにはやく気付いて、1億円を貯めることで、お金の考え方も180度変わるはずです。