今回はタイトルに書いている通り、再建築不可というニッチなキーワードで、運営サイト「不動産の売却査定サイト」の再建築不可について書いているページをgoogleの検索結果で1位を目指すべく、1位を狙うために行ったSEO対策をまとめさせていただこうかと思います。
(不動産のアフィリエイトサイトや不動産の情報サイトは沢山ありますが、再建築不可というニッチなキーワードのページはそんなに沢山作られていません。アフィリエイターがこのワードのページを作ってもお金にならないでしょうからね。)
seo対策とは、検索順位を上げる真っ当な対策のことです。サイトのユーザビリティーや価値ある情報、独自性があるコンテンツをつくらないと、googleの検索エンジンは評価してくれません。
今回行う施策は、ページを閲覧してくれる個人のユーザー様や業者様にとって見やすいページを作り、その結果、再建築不可というキーワードで検索結果が1位になってくれたらと、希望的観測をもっておこなっていきます。
ブラックハットによるseoは行いません。
というか、『再建築不可なんて、そもそもキーワード聞いたことないよ』なんて方も多いでしょう。再建築不可とは、不動産、建築用語の一つです。
ちなみに、今回上位表示を狙ってるページは2015年12月3日に公開しています。2016年の2月から7月位までは3ページ目に表示され、8月には2ページ目に表示され、11月に入って1ページ目に表示されるようになりました。
1ページ目に入ったところで、やっぱり反響全然ないんですよ。所詮、ニッチなキーワードですから。でも、3位以内になったら反響はあるでしょう。こういうニッチでライバルが少ないキーワードで1ページ目の上位表示を沢山させることが、ロングテール狙いのサイトの理想型ですよね。
1.まずgoogle検索の品質ガイドラインを順守する
googleはサイト所有者に対して、一般的なガイドラインと品質ガイドラインを公表しています。
googleの品質のガイドラインの基本方針は下記のとおりです。
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
商用サイトになると、検索エンジンスパムをおこなう不動産会社やIT業者は多いです。短期的に利益をもたらすためには、仕方がないことかもしれませんが、再建築不可というキーワードで上位表示されてるページでも、金銭を支払って、ブラックハットの施策をおこなっている不動産会社もあります。いずれ、googleのペナルティ制裁(検索結果上から表示されなくなる)を受ける可能性が高いため、サイト管理者の私としては、検索エンジンスパムは一切行いませんが。
そのページを閲覧されるユーザー様にとって役立つページをつくります。その為にも、ページのコンテンツや質を向上できるかどうかが課題です。
1-1.ページを閲覧する方は個人の方か、不動産業者か
今のところは、不動産業者からのアクセスや反響が多いですね。
個人の方は不動産を売るときに大手不動産会社や街の不動産会社に売却依頼をすることが多いため、このページを通して個人の方から直接、買取依頼が来ることはまだまだ少ないです。
下記のページを閲覧する方は、個人:不動産業者で3対7ぐらいのような気がします。
高く買い取りをする~というセリングの度合いが強いタイトルにしてるからこそ、閲覧する方は売却や買取を検討してる方でしょうね。
1-2.類似ページからリンクをする
再建築不可というキーワードで検索結果1位を狙ってるこのページは、セリングの度合いが強いです。
現時点で、他にも再建築不可というワードでタイトル設定をしてる類似ページが13個ほどあります。類似ページによってはセリングの度合いは全く無しで、再建築不可の基礎知識を学べるページもあります。
サイト内に再建築不可のカテゴリページを作って、そのカテゴリページの中には相場、リフォーム、税金、融資、評価等の類似ページが展開されています。
それぞれの類似ページから、【再建築不可買取~当社が再建築不可を高く買い取る4つの理由】のページにアクセスを送っています。
1-3.文字数が多いので、画像やデザインを増やす
このページの文字数は約1万文字あります。このページを全文読む人は少ないでしょう。
本日、2016年11月時点ではまだイラスト画像など配置していないため、イラスト画像を設置することにします。
とりあえず、ランサーズで発注します。
http://www.lancers.jp/work/detail/1219076
ランサーズというサイトではフリーのイラストレーターに仕事を依頼することが出来ます。
とりあえず、15000円(税抜)で6枚のイラスト画像を依頼してみました。
多数のイラストレーターから提案がくるため、どのイラストレーターを選んで依頼したら良いのか判断に迷うところです。
1キャラクターがあるデザインにこだわるべきか
2わかりやすいデザインをつかって、訴求がわかりやすいものにするべきか
3インパクトをもたせた訴求力のあるデザインにするべきか
4ストーリーがあるデザインにするべきか
結果、2番のわかりやすいイラスト、親しみがわきやすいイラストデザインをしてくれる方にお願いしましたね。
1-4.他サイトで書かれていないことを書く
他サイトの再建築不可のページは、「再建築不可とは・・・である」という基礎的ページとか「再建築不可の価値やメリット・デメリットについて」みたいなページが多いです。あとは不動産会社の「再建築不可物件を買い取ります」とか「再建築不可物件の購入時の注意点」とか、そんなセリングの度合いが強いページが多いですね。
再建築不可の土地について、ネガティブ一辺倒で書かれているサイトは少ないです。(自分が見た範囲なのでそういった内容を書いているサイトもあるかもしれませんが)
今回上げたいページでは、前半部分で再建築不可物件の相場や空き家の問題などを解説してます。後半部分では、再建築不可物件の売却の際の注意点、相続対策をまとめさせていただいてから、最後の項目で再建築不可物件を当社が高く買い取る理由を4つあげています。
ただ、文字数が長いページなので、ユーザーが記事全文を読むことは考えづらいため、記事の文中に買取フォームにつながるリンクをもうけます。
2.検索順位1位を狙う理由
以前から、「再建築不可」キーワードで上位表示したいと思っていて、ここ2年から3年、このキーワードをタイトルにしたホームページを開設してる不動産会社も増えてきていて、簡単に上位を狙える感じではなかったのですが、そろそろ検索1位を狙ってみようと思います。
最近では、ペンギンアップデート4.0(2016年10月中旬から下旬)の発動やらなんやらで、検索結果が乱高下しています。次の変動するタイミングでこのページが上位にくいこめるチャンスだと思います。
そこでgoogleに「このサイトは再建築不可についてしっかり書いている!」と評価されれば、ゆくゆくは1位表示されるかもしれません。
2-1. 1位と10位ではアクセス数や問い合わせ数が全く違う
同じ1ページ目に表示されてたとしても、1位と10位ではアクセス数や問い合わせ数が全くちがうものとになります。
ネットワークサイト 【Chitika】によるデータとなりますが、
1位表示と10表示ではアクセス数がまったく違うということがわかります。
1000回検索表示されたとしたら、1位だと32.5%の325回、10位だと2.4%の24回となります。
もちろん、キーワードによってアクセス数も多少かわってくるでしょうが…
1位になることで、アクセス数や問い合わせ数が10倍近く変わる可能性があるのです。
不動産業者にとっては死活問題ですよね。10位では問い合わせが全くないのに、1位だと毎日問い合わせがあるのですから。
2-2.【再建築不可】というキーワードはニッチなジャンル
不動産売却サイトの中でも「再建築不可」というキーワードはニッチなジャンルの一つです。。
不動産のアフィリエイトサイトでも、再建築不可の記事を書いてるアフィリエイターは少ないです。googleのキーワードプランナーで月間検索ボリュームを調べてみても、再建築不可というキーワードは2900です。月に2900回しか、このキーワードは検索されていないのです。
不動産は135000、家は74000、土地は22000です。再建築不可のキーワードはスモールキーワードともいえます。
それに月間検索数2900回のうち、不動産業者が検索してる回数も多く含まれてるでしょう。個人のユーザーがこのキーワードであまり検索をしないため、なおさら上位表示されていないと意味がないです。
2-3.今後の課題
今後の課題としては、現状はまだ「再建築不可」のページのコンテンツが不十分で、たまたま上がってる感がまだまだ否めません。コンテンツを補充しないと、1位は狙えないと思います。
再建築不可物件のリフォームのビフォーアフターといったページ特集も作りつつ、再建築不可でも十分に活用できる具体的な方法や、再建築不可物件を購入された方のインタビュー特集など、ページコンテンツの拡充をしていきたいところです。
また【再建築不可】というワードでgoogle検索結果1位になってから、追記したいところです。