大雪の中、詐欺にあってしまった女性

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もう、どれぐらいぶりだろうか。こんな大雪が降っているのは。

歳を取るごとに記憶力が弱くなっていき、昨日食べた昼食すら忘れてしまう。

だから、どれぐらいぶりに今日雪が降っているのか思い出せないだけかもしれない。でも、去年はここまで積もらなかったはずだから、おそらく2年から3年ぶり以上だと思う。

大雪

 

yahooのトピックニュースを見ていると、【東京で積雪20cm超える】2014年以来4年ぶりの記録なんてトピックがあった。

「勘弁してくれよ!こんな大雪が降っていたら、俺が所有しているボロ家が心配だよ!!」って、俺はブルーな気持ちになってしまうんだけど、もうどうしようもなく、自然の猛威には逆らうことは出来ない。

 

過去に、台風や強風のせいで、購入したばかりのボロ家がダメージをさらに受けてしまったことはたびたびあって、

雨漏りが進行してしまい屋上が雨水で溢れてプールのようになってしまったり、室内に雨が侵入してきてしまい畳や壁がボロボロになってしまうこともあった。建物の屋根や軒天がすでに劣化していたり、雨樋がゴミや枯れ木でつまっていたりして、天候だけが原因とはいえないので、しょうがないことであるが。

とにかく、安くて買ったばかりのボロボロの空き家は、屋根や壁がボロボロになっているもので、大雪なんかが降ってしまうと、とても心配になってしまう。

こうなったら、1日中ブルーな気分になってしまい、仕事に手がつかなくなる。

「はやく雪がおさまってくれーこれ以上降らないでくれー頼むー!!」なんて願いは神様に通じることもなく、いまだにしんしんと降り続けている。

明日の朝には雪もおさまるだろうけど、明日になったら所有している物件に被害が発生していないかどうか、チェックしにいかなければならない。

まるで台風がきてしまい、畑の状態を気にする農家の気分である。

 

今年もあいかわらず、不動産を買い続けている。

最近はビットコインやリップルという仮想通貨にも興味が出てしまい、不動産投資から他の投資に浮気をしてしまいそうだけれども、まあやはり資産運用の柱は不動産に変わりないだろう。

で、不動産投資の話だけど、ひさびさに今日あの詐欺師である佐藤の話が、耳に入ってきた!!…っていうか、その被害を受けている人と、直接コンタクトをとる機会があったのだ。

詐欺師 佐藤さんの手口はすごかった

 

詐欺にあったことある方は、ご存知であるだろうが、騙されているときは本人は騙されているとは決してわかっていない。詐欺師だって騙されることもあるぐらいで、その被害に合っている女性も騙されていることに全く気づいていなかった。

で、2時間位、俺は「その人の言うことは80%嘘ですよ。政治家とお金と家族の話は作り話が殆どです。あと、大事な急用が出来たといってドタキャンばかりをして人を振り回すのも手口の1つですよ。」と説明してあげていた。彼女は驚いた顔をして、「あ、この前3回もドタキャンされました。あと政治家の話や家族の話を沢山聞かされました…」と言っていた。

 

 

詐欺師といっても、完璧な嘘はつけないだろう。だって、嘘をついてるのだから、それを見破ればいいだけなのだ。

しかし、信用している被害者は、嘘を見破ろうとしない。信じてしまっているし、それに彼を信じたい気持ちもあるからだ。

嘘は見破れる…といっても、俺もその人に騙されたうちの1人だ。

今から4年から5年前に500万円騙し取られてしまったからな。その騙し取られたお金で、彼はキャバクラやクラブでの夜遊び資金、住宅購入の資金につかっており、俺が騙し取られたお金は、戻ってくる気配はまったくない。彼は多くの人からだまし取ったお金で、いわくつきの不動産を沢山購入しては、何も知らない第三者に転売するという、悪徳商法で今も蓄財してることだろう。

 

多くの人は、彼を詐欺師と最初から知っているわけでもなく、1人の会社経営者として知り合ってしまって、そこから数か月の期間で色々と信用をさせていく手口があるのだ。実際にそういう詐欺師にあって洗脳されたことある人でないと理解できないかもしれない。そういうワケで、俺も騙された1人だから、現在進行形で被害に合っている彼女の洗脳を解くことで必死になってしまった。とはいえ、彼女はすでに数千万円の被害にあっていたから、取り戻せるかどうかは、俺にもわからない。

 

どちらにせよ、詐欺に合ってる人を洗脳から解くことは非常にむずかしい。

すでにこの被害にあった女性に対して、詐欺にあうまえに忠告をしてくれていた人がいたようだ。

「佐藤は悪徳の不動産会社をやっていて、信用してはいけない。どうしてそんな不動産を買ってしまったの。」

しかし、いきなり忠告しにあらわれた見ず知らずの人を信用することもなく、その女性は佐藤から価値もない不動産を買ってしまったのだ。おそらく時価の2倍以上の金額で買ってしまい、今はその不動産を活用することもなく、売却することも出来ず、毎月金利だけで数万円も払ってしまっている。

 

まあ、不動産の話をはじめたところで、話が非常に長くなってしまうから、詐欺に合った被害女性の話に戻すけど、とにかく詐欺にあったことを立証しなくては彼女はお金を取り戻すことはできないのだ。佐藤はおそらく、個人資産は自分名義で所有していなく、うまく他人名義で隠しているだろう。自分の名義で資産や預金がなければ、他人から訴訟をおこされたとして敗訴しても差し押さえされる物が無ければまったく問題にならないだろう。そもそも、弁護士に訴訟手続きを行ってもらうにしても費用がかかってしまうから、お金がなくて訴訟なんて出来っこないという人も多い。不動産屋の中には、訴訟費用がないことを見通して、あえて貧乏人に騙し売って、逃げ切っている会社もある…という噂もきいたりする。

てなワケで、俺はその被害女性に「都庁に都市整備局がはいっていて不動産取引の相談もできるから、弁護士だけでなく、都庁にも行って相談してみたら? 悪徳業者は免許の取り消しや停止にはビビってしまうだろうから。」とアドバイスをしておいた。

 

 

まあ、この被害に合った女性も、人が良さそうで騙されやすい人かもしれない.‥って思えば、いずれは誰かに騙される運命なのだろうかと思ってしまう。

だいたい、詐欺に合いやすい人は欲深かったり、変な使命感があったり、知識や経験が足りなかったり、周りの人の意見を聞かない…っていう特徴があったりする。

俺も騙されたうちの1人であるんだけど、ま、それは置いといて、とにかく疑い深い人でなければ不動産投資や不動産売買はおこなわないことだ。

年収も増えて時間もとれるようになって、ゆとりができた人が、「社会貢献のために不動産を購入してシェアハウス等のビジネスを行いたい」と簡単な考えで不動産に手を出して、失敗する事例を目の当たりにすることも多い。悪徳業者に騙されて変な物件を高値でつかまされてしまっては、気の毒でならない。

 

まー騙されてる人は、取引相手を全面的に信用するところからスタートするから、数カ月後にその取引相手に疑いをもった時点では、すでにお金をだいぶヤラレテしまっているわけで、、、救済することもかなわないよな。

 

日本各地には、詐欺に合ってる人が沢山いることだろう。今はビットコイン等の仮想通貨がブームで、怪しい仮想通貨の詐欺話も多いだろうな。

仮想通貨や不動産などの儲け話の数々は、ネット上に沢山転がっているけれども、実際には損をしてしまってる人のほうが多いだろう。自分1人で行った投資からの失敗で学ぶことは多いけれども、他人にすべてを依存する形で儲け話に乗ってしまったら、殆どは悪い結果になってしまうだろう。

 

大雪の日にその女性は、とぼとぼと自宅に歩いて帰っていったけれども、他人の儲け話やうまい話に乗ることはせずに、自分で調べて、自分なりに試行錯誤して、儲けられるようにチャレンジしてほしい。できなければ、、投資関連からは身を引くべきだな。違った形で社会貢献をすればいいのだ。なにも不動産を買って社会貢献をする必要はない。

 

はあ、そんなことよりも、大雪が降っていて俺の所有してるボロ家が雨漏りしてないかな、大丈夫かな??と心配ばかりがよぎってしまう。

 

今日はもうさっさと寝て、明日早めに起きて、雪が積もっていたら、車でなく電車でボロ家をみにいこう。こういう地道な行動が儲けを生むんだよ。

大きく儲けるには地道な行動しかないんだ。他人のうまい話には、簡単にのらないこと。

 

 

 

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